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着火マン的「日本人の心」

日本人の心

最近のマスコミから流れる報道の中で腹立たしい事が多い中で北朝鮮から拉致被害者が帰国したことは様々な問題を含みながらも、明るいニュースではなかったでしょうか。
私たちは20年のタイムスリップで帰国した彼らが自分たちの故郷で親族に会い、故郷の景色を自分の心に焼きなおし、同窓生たちの懸命な癒しの努力によって段々と心を開いて行き、仏壇に参り、お墓参りをして「晴れやかな顔に」なって行ったのを見て、私たちが普段忘れていた、意識していないところにあった「日本人の心」を見たような気がしました。
私は決して国粋主義者でも、右翼でもありませんが「日本」と「日本人の心」を誇りに思い伝えて行きたいと考えている一般の市民です。
私はしょっちゅう海外へ行きますが文化の違いや考え方の違いで戸惑うことがありますが、国内においても最近戸惑いが増えてきました。
今、「個性」とか「自由」をはきちがえて、自分のことしか考えない、自分のことしかできない日本人が増えてきているように思います。
司馬遼太郎や吉川英治、童門冬二など時代小説を読むと、江戸時代の人達が封建的な重圧の中で苦しくて仕方ない生活を していたわけではないことがわかります。
では、「日本人の心」とは何でしょうか。私なりに考えてみました。

  1. 礼儀正しい。
  2. 教養がある。
  3. 自分の分(立場)を知っていた。
  4. 自然に感謝し共存していた。
  5. 使命感が強い。
  6. 義理と人情。
  7. 和を以て尊しとなす。
  8. 判官びいき。
  9. 小よく大を制す。
  10. 繊細。
まだたくさんあると思いますが、この「日本人の心」がどこから根付いたかを最近中国人と話しました。
私は完敗でした。
この「心」の基は殆ど中国の哲学者から伝えられたものです。
「孔子」「孟子」「老子」などの思想を日本に会うように取り込んだものです。
我国にはいまだかつて哲学者といえるような人は出ていませんが、宗教家で思想を広めた人はたくさん出ています。
しかし、中国の哲学者の思想を受け継いだのは本家の中国ではなく、朝鮮、日本のほうが強かったのです。
なぜなら、中国では儒教は2度すてられました。
一度は秦の始皇帝の時代、2度目は文化大革命のときです。
一方我が国では、江戸時代に幕府が儒教を薦めたため市民への浸透は深かったようです。
上記の私が考えた「日本人の心」そして、帰国した拉致被害者の人達と周りのひとたちから受けた「日本人の心」は決して別物ではありません。
まず、私が礼儀正しいと感じたことは、阪神大震災の際に列を作って順番に物資や食料をもらったこと、最近の点数至上主義で教養があるというのは少しづつ落ちてきましたが昔の人は高杉晋作にしても坂本竜馬にしても漢詩を読み剣は免許皆伝、三味線を弾き唄を詠み文武両道だったこと、このことは最近まで教育現場でめざしていました。
今、我々も知識だけではなく教養を高めなくてはだめです。
使命感=責任感は公の立場に立つ人達から特に最近失われています。
そのため「潔さ」「立つ鳥後を濁さず」がなくなってきているのではないでしょうか。  
そして、自分の分を知らず「傍若無人」な輩が増えてきました。自分の立場を認識して行動していきたいものです。
義理と人情は「思いに報いること」と「やさしさ」。
聖徳太子の17条憲法で有名な和を大切にする心「和を以て尊しとなす。」
源義経のように悲劇性をはらんだ人物に強く惹かれる心情「判官びいき」
弱きを助け、強きをくじく心「小よく大を制す」
四季の移ろいを感じ、より細やかな心遣い(繊細さ)を重んじる気質。
自然に感謝し共存する、このことは「石川達三著の傷だらけの山河」から問題として取り上げられるようになった公害や乱開発のことをもう一度考え直さなければいけません。
人の力の脆弱さや、自然の偉大さそして生かされているという意識で物や人への感謝をすることを忘れてはいけません。
このことを忘れて、金至上主義で「人を羨み」「人にねだる」という「卑しい」行為を平気でしています。
こころの「卑しい」乞食かヤクザのような心の人たちの増殖を断ち切らなければなりません。
「新世紀日本人」を創生していくためには「頼らない」「甘えない」「自立した日本人」を意識し続けなければいけません。
そして、まず感謝の心を伝え続けなければいけません。
そのためには、先祖を大切にする、自然に感謝することが必要です。
その為にも、よいお墓を建てて先祖を供養することが必要ではないでしょうか。  
「日本人の心」ついて私の思いを書き連ねましたが、皆様と語り合いたいと思いますので、メールやfax にてのご意見をお待ちしています。
孔雀マット工業株式会社
岡山県倉敷市西阿知町668
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