（有）坪井石材店-トピックス-よいお墓屋さんネットワーク岡山-

日本で最初に孤児院を創設し「児童福祉の父」と言われる「石井十次」。
その夫人「品子夫人」と孤児院の子どもの墓地整備・記念碑設置事業に弊社が携わらせていただきました。
このとこについて、日本石材工業新聞 第1852号（平成21年6月25日）で記事として弊社が掲載・紹介されました。
以下はその抜粋です。

信頼が呼び込む「仕事」
国内初の孤児施設創始者
石井十次の妻と孤児院の子どもの墓地・記念碑製作秘話

今回の仕事は私一人の力で出来たものではありません。 初代、先代と地域に根差し、真面目に石屋をやってきたおかげだと思っています。 おかげ様で弊社は今でも紹介、口コミだけで仕事を戴いています。 別に変わったこと、奇抜なことをやっているわけでなく、石屋として当たり前のことを当たり前にやっているだけだと思っていますが、それが今の時代に、一番良かったのかも知れません。

さて、今回の仕事のきっかけですが、まだこの事業の話もない頃、私はボランティアの一人として、当時荒れ果てていた品子夫人のお墓の掃除を担当しておりました。 掃除といっても、当時はそのお墓に行くまでの道さえもなく、雑草を抜きながら道を作ることがその主な仕事でした。

私はお墓に携わる者として、当たり前のこととして捉えていました、特段の意識はありませんでした。 そうこうしているうちに今回の事業の話が出てきた際に、先代からの信頼もあって、ごく自然に私がやらせていただくことになったのです。

記念碑、墓地のデザインについては、全てお任せいただきました。 記念碑は、ここに埋められた孤児たちを赤い雲に見立て、その上に太陽、月、星を配し、「この子等の願い天までとどけ」の言葉を配しました。 会の皆様には大変気に入って頂き、石屋冥利に尽きました。