私は石材の仕入などでよく中国に行きますが、最近中国でも各地で霊園開発が行われています。
中国は、皆さんもご存知の通り、人口がとても多い国で、人口増加を防ぐため現在一人っ子政策を取っています。当然将来は、わが国と同じように高齢化社会になっていくと思います。
墓地需要も高まり開発が進んでいくのもうなずけます。
先日中国にでかけた時、上海で飛行機の乗り続きの時間があったので、一つの墓苑に立ち寄ることにしました。タクシーに乗り探しながらようやく到着した墓苑を見て、私思わず声が出ました。
「なんじゃこりゃー」壮大なスケールと設備、私も仕事柄日本各地の墓苑を今まで見てきましたが「目からうろこが落ちる」とは、このことだと思いました。
墓苑総面積は233.000 u墓苑内には、電気自動車で自分のお墓まで乗せてくれるサービスがあり、子供やお年寄りなどにとても気づかった設備になっています。
又墓苑内には池や噴水、緑をふんだんに使用し、散歩するだけでも心が和むロマンチックな雰囲気になっています。
大きな設備としては、8 階建の納骨堂、葬儀場、法事などが行える会場、ホテル、レストランなどがあり、サービスは、係員による墓地内の案内、車での送迎、お墓参りの代行、写真撮影と、まさに、「墓地、巨大アミューズメントパーク」といった感じです。
人の出入りも、とても多くお墓参りに来る人以外に観光や後楽に来ている人たちも多く見られました。
帰る際にパンフレットをもらいに受付に行くと、係りの人が、私が日本人であることに気づき、持ってきたパンフレットは、なんと日本文と英文で書かれたパンフレットだったのです。
「外国人のお墓もこの墓苑にあるのですか?」と私がたずねると「日本人のお墓もいくつか建っています。
外国の方も当墓苑を買ってください。」との答えでした。
この墓苑は、中国民政部に属する中国中福実業総公司が経営しています。
日本でいえば公社と言ったところでしょう。
ほんの10 年前までサービスの「サ」の字もなかった国なのに、この変わり様はすごいの一言です。
私たちの国も中国に見習って墓苑開発のあり方や墓地に対する考え方を根本から見直す時期が来ている様に思います。
「広島空港から上海まで約1 時間、上海空港に着くと墓苑のバスが出迎えて、お墓参り」
この様な時が来るのではないかと、思わず考えてしまい、石材業者としては、背筋が寒くなりました。
「やっぱり墓地は怖い所」だった。 |